1.無線LANの設定(Raspberry Pi Model Zero/Model A+の場合)
※Raspberry Pi Model Zero/Model A+は、UBSソケットが1つしか無い為、以下の方法を推奨致します。ただし、USBハブがある方は、Raspberry Pi Zeroでも「無線LANの設定(Raspberry Pi 2/Pi3 又は ModelB+の場合)」で接続できます。
(WiFiドングル側)
1.自宅(社内)の無線LANルーターのSSIDとKEYを確認します。
2.メーカーの無線LAN子機セットアップマニュアルを見ながら、お使いのPCのUSB端子に、WiFiトングルを差して、接続設定を行います。
3.WiFiが繋がったら、コマンドプロンプトを開きます。
※Windows7の場合の「スタート」⇒「すべてのプログラム」⇒「アクセサリ」⇒「コマンドプロンプト」
4.CUI(コマンド入力)画面で、「ipconfig」と入力して、「Enter」を押します。
5.下記の様に、IPアドレスが表示されますので、紙などに控えておきます。
「IPv4アドレス・・・192.168.XX.XX」
Raspberry Pi側
1.Raspberry Piの裏面にあるmicro SDカード挿入口にをmicro SDカードを差込ます。
2.ディスプレイ(モニター)と繋がっているHDMIケーブルを、Raspberry Piに差し込みます。
3.Raspberry PiのUSBソケットにキーボードを繋ぎます。
4.ACアダプターとUSBケーブルを繋ぎます。
5.Raspberry PiとACアダプターを繋ぎ、電源を入れます。(この作業を一番最後に行ってください。)
6.しばらく待機すると、下記の画面が表示されます。「LXTerminal」をクリックします。
7.下記の様な黒い画面「ターミナル」が表示されます。
8.CUI(ターミナル)画面で以下のコードを入力します。
※{ssid}は、「手順1で調べた、SSID」 {passphrase}は「手順1で調べた、「KEY」を入力します。
sudo sh -c ‘wpa_passphrase {ssid} {passphrase} >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf’
※上記コードはそのままコピペでは使えません。「’」を半角「’」に変換して使ってください。
9.入力後「Enter」を押します。
10.CUI(ターミナル)画面で以下のコードを入力します。
sudo shutdown -h now
11.入力後「Enter」を押します。
12.電源が落ちます。(シャットダウンします。)
13.キーボードをUSBから抜き、WiFiドングルに差し替えます。
14.接続設定完了
2.無線LANの設定(Raspberry Pi 2/Pi3 又は ModelB+の場合)
※USBハブがある方は、Raspberry Pi Zeroでもこの方法が可能です。
1.Raspberry Piの裏面にあるmicro SDカード挿入口にをmicro SDカードを差込ます。
2.ディスプレイ(モニター)と繋がっているHDMIケーブルを、Raspberry Piに差し込みます。
3.Raspberry PiのUSBソケットにキーボード、WiFIドングルを差し込みます。
4.ACアダプターとUSBケーブルを繋ぎます。
5.Raspberry PiとACアダプターを繋ぎ、電源を入れます。(この作業を一番最後に行ってください。)
6.しばらく待機すると、下記の画面が表示されます。「LXTerminal」をクリックします。
7.下記の様な黒い画面「ターミナル」が表示されます。
8.CUI(ターミナル)画面で以下のコードを入力します。
※{ssid}は、「手順1で調べた、SSID」 {passphrase}は「手順1で調べた、「KEY」を入力します。
sudo sh -c ‘wpa_passphrase {ssid} {passphrase} >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf’
※上記コードはそのままコピペでは使えません。「’」を半角「’」に変換して使ってください。
9.入力後「Enter」を押します。
10.CUI(ターミナル)画面で以下のコードを入力します。
sudo reboot
11.入力後「Enter」を押します。
12.Raspberry Piが再起動されます。
13.再起動後、WiFiに接続されますので、以下のコードを入力します。
ifconfig
14.入力後「Enter」を押します。
15.IPアドレスの情報が表示されますので、紙などに控えておきます。
16.CUI(コマンドライン)画面で以下のコードを入力します。
sudo shutdown -h now
17.入力後「Enter」を押します。
18.電源が落ちます。(シャットダウンします。)
19.接続完了
3.ラズベリーパイとその他機器の配線及び組立、設置
こちらの作業は、IoTスイッチのDIYキット毎に違いますので、そちらの解説をご覧下さい。
「Raspberry Piで監視カメラキット」は、ラズパイとWebカメラを接続するだけで、デバイスの設定完了です。
4.お使いのPCから管理画面にアクセス
お使いのPCのブラウザのURLを打ち込む欄に以下のアドレスを入力します。
http://無線LANの設定時に、控えておいた「IPアドレス」/iotswitch/
IoTスイッチの管理画面が表示されます。
管理画面の左側にあるメニュー「各種設定」で、初期設定を行います。
初期設定終了後、トップページの「システム再起動」を押すと、1分以内に「DIYキットのシステム」が起動します。
※監視する扉や引出しを変更するなどの理由で、電源を抜いて、移動する場合、かならずトップページの「電源を切る」を押してから、数秒まって、抜いてください。