店内の顧客の関心エリアをIoTスイッチのRaspberry Piと人感センサーキットで測定する


今回もIoTスイッチの「Raspberry Piで作る人感センサーで気配を感知IoT/DIYキット」を使った用途提案です。

なお、こちらのキットは、「Raspberry Piと人感センサーキットで個室の空き状況管理してWebで表示」という別の用途もご紹介しております。

 

店内の顧客の関心エリアを測定するに至った背景

今回の用途提案に至るまでの背景は、人感センサーキットをご購入されたお客様から、「お店のある場所に設置して、どれくらいの人がその場所に訪れたか、滞在したかという事を図りたいのですが。」というお問い合わせがありました。

もともとは、人がそこにいる事を感知して、お知らせをする事を目的としていた為、そういう使い方も面白いなと思い、今回の用途紹介の参考にさせて頂きました。

 

店内の各エリアにRaspberry Piと人感センサーキットを設置

まず、お店の人の集まり具合を測定したい場所に、IoTキットを設置します。複数測定したい場合は、その数分設置します。

あまりお客さんの目に留まらない様な天井や足元に設置すると良いかも知れません。

 

人感センサーを使ったIoTキットのカスタマイズ

IoTスイッチのキットは、センシングしたデータを全て個別の端末に保存されます。その場所にどれくらいの人が訪れたか?滞在しか?と言う事を調べるには、そのままでも良いかもしれません。

ただ、いろんなエリアとの相関を見たい場合は、それぞれの端末からCSVなどでデータをダウンロードして統合する必要があります。

それを毎回するのは面倒くさい為、センシングしたデータを、メインとなるサーバーに情報が格納出来る様に改造すると良いと思います。

 

測定をしたデータを基にした活用例

測定を仕様としている方は、何のためにお客さんの滞在時間やリーチ数を測定したいか?という事が明確になっていると思いますが、いくつか活用例をご紹介したいと思います。

 

お店への来客数の効果測定

お客様が商品を購入すれば、POSデータを見れば、その日何人の人が購入してくれたかが分かりますが、お店に入ったけど、購入しないで帰った人は、把握出来ません。

もちろん、人感センサーでは、個人を特定できない為、重複で感知してしまうかもしれませんが、入口に設置した数値を2で割れば、なんとなくざっくりした数字を把握する事も可能です。

単純に来客数をカウントしたければ、扉がある場合は、人感センサーよりも、リードスイッチを扉に付けた方が、より正確に測定できるかもしれません。

 

売り場のリニューアルによる効果測定

お店の売り場は、定期的にリニューアルすると思いますが、リニューアル前とリニューアル後は、実際にどれだけ効果が出たかという事を、ある程度測定したデータで把握する事が出来ます。

最終的には、売上という数字に結びつかなければいけませんが、その前の情報として、しっかり売り場を見てくれているかという事を把握するには良いかもしれません。

 

何人の人が足を止めてくれたか?

売り場では、そこに誘導しただけでなく、その場で足を止めてもらう必要があると思います。

その売り場の滞在時間を測定して、その商品の売上との相関関係を分析しても良いですし、滞在時間の長い売り場と短い売り場を比較して、売り場の改善に役立てても良いかもしれません。

 

以上「店内の顧客の関心エリアをIoTスイッチのRaspberry Piと人感センサーキットで測定する」のご紹介でした。