IoTスイッチで販売している「Raspberry Piがツイートをしゃべってお知らせ。簡易留守番メッセンジャー」を使った、設置方法をご紹介します。
ツイートをしゃべってお知らせ。簡易留守番メッセンジャーキットの概要
IoTスイッチの「簡易留守番メッセンジャー」キットは、自分のツイッターアカウントにつぶやくと、ほぼリアルタイムで、ラズパイにつながれたスピーカーから、音声合成で読み上げてくれます。
また、ラズパイに接続した「トグルボタン」を押すことで、自分のツイッターアカウントのタイムラインのツイート内容を、任意の件数さかのぼって、読み上げてくれます。
留守番電話ならぬ、手作りの留守番ボイスメ―ル、はたまた、ボイスメッセンジャーです。
ラズパイが音声合成によりしゃべる様子
1.簡易留守番メッセンジャーキットの無線LAN/WiFi接続
別途「IoT/DIYキット(Raspberry Pi)」の無線LAN/WiFiの接続方法」をご確認下さい。
2.ラズベリーパイとその他機器の配線
まずは、Raspberry Piとトグルボタンの配線から行います。
下記の配線図を参考に、配線を行います。
※下記配線図のジャンパーワイヤの色は見やすくする為のもので、付属のワイヤの色とは関係ありません。
3.キットの組み立て
配線が完了したら、アナログスピーカーをオーディオ端子に接続してます。
必要であれば、組立済みのキットを適当な箱の中に入れておくと、ホコリなどが入りにくくなり、落としたときも安全でしょう。
4.完成した「簡易留守番メッセンジャー」キットの設置
完成した「簡易留守番メッセンジャー」キット本体を任意の場所に設置します。
完成キットに電源を入れます。
5.お使いのPCから管理画面にアクセス
お使いのPCのブラウザのURLを打ち込む欄に以下のアドレスを入力します。
http://無線LANの設定時に、控えておいた「IPアドレス」/iotswitch/
IoTスイッチの管理画面が表示されます。(画面は、IoT/DIYキットにより内容が異なる場合がございます。)
管理画面の左側にあるメニュー「各種設定」で、初期設定を行います。
※この簡易留守番メッセンジャーキットは、ツイッター連携が必須です。「IoTスイッチのDIYキットをツイッターと連携させる」を参考に、ツイッターと連携させてください。
初期設定終了後、トップページの「システム再起動」を押すと、1分以内に「簡易留守番メッセンジャー」が起動します。
※電源を抜いて、移動する場合、かならずトップページの「電源を切る」を押してから、数秒まって、抜いてください。
「Raspberry Piがツイートをしゃべってお知らせ。簡易留守番メッセンジャー」キットのカスタマイズ例
IoTスイッチのIoT/DIYキットの特長として、ある程度の知識がある方なら、自分で自由にカスタマイズして、より便利な機能を付与する事が出来ことでしょう。
ここで、「Raspberry Piがツイートをしゃべってお知らせ。簡易留守番メッセンジャー」キットのカスタマイズ例をご紹介します。
カスタマイズ例「ツイートメッセージに対して、YES or NO 即レスツイート」
オリジナルキットに、タクトスイッチを新たに2つ追加して、片方は、「YES」、もう片方は、「NO」を設定します。
そして、リアルタイムで読み上げたツイートに対して、「OK」なら「YES」のタクトスイッチを押すことで、ツイッターのタイムラインに「YES」のツイートが投稿されます。
これで、手が離せない時や、スマホやPCを持っていない人、もしくは使えない人とも、簡単なコミュニケーションが取れます。